Activity
事 業 計 画
1. 日本化学会春季年会「特別企画」でのシンポジウムの実施
2. 定期領域会議の開催(年1回、メンバー以外のゲストも招いた討論会)
3. 新学術領域研究申請に向けた準備
4. 分担執筆による和および欧雑誌・著書の出版
5. 他学会・部会主催の討論会等におけるミニシンポジウム等の実施
6. 広報活動(ホームページ作成、広報資料発行、その他アウトリーチ活動)
 日本化学会第96春季年会(2016)での特別企画
「ミクロな分子運動」を活用する機能性材料の新展開
開催責任者:舟橋 正浩(香川大 )・吉沢 道人(東工大 )
金属と分子集合」「エキゾチック自己組織化材料」との共同開催
実施日 2016年3月27日(日)9時半~12時半
会場:同志社大学 京田辺キャンパス


趣旨説明(香川大工)○舟橋 正浩
4S4-02 「液晶分子の自己組織化を利用した機能界面の設計と展開」(東農工大院テニュアトラック推進機構・JSTさきがけ)○一川 尚広
4S4-03 「固液界面における窒化炭素系分子の自己組織化挙動」(香川大工)○上村 忍
4S4-04 「π電子共役系の運動性を制御した新規分子集合体の開発」(物材機構高分子材料)○竹内 正之・高井 淳朗
4S4-05 「膜タンパク質から着想した動的超分子イオンチャネルの開発」(東工大院生命理工・JSTさきがけ)○村岡 貴博
4S4-06 「側鎖の運動性を考慮した液晶性電子機能材料の合成と物性」(香川大工)○舟橋 正浩
4S4-07 「特異な分子認識により駆動される超分子ポリマーの合成と物性」(広島大院理)○灰野 岳晴
4S4-08 「有限π-スタッキングを利用した強発光性固体の作製」(東工大資源研)○吉沢 道人・関口 翔也
4S4-09 「分子運動の制御による超分子カプセルの作製とその応用」(九大院工・九大CMS)○岸村 顕広
4S4-10閉会の辞(東工大資源研)○吉沢 道人
「自己組織化マテリアルのフロンティア
-次代を担う研究者による提案 - 未来を創るエキゾチック自己組織化戦略 -」発刊のお知らせ
    
2015年12月22日刊行

企   画: 「エキゾチック自己組織化材料」研究グループ
編集代表 中西尚志  (物質・材料研究機構 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 独立研究者)
編集幹事 松浦和則  (鳥取大学 大学院工学研究科 教授)
       矢貝史樹  (千葉大学 大学院工学研究科 准教授)
ISBN978-4-902410-26-6
■体裁/B5判・336頁 ■価格/59,400円 (本体55,000円+税) ■発行/2015年12月
 
エキゾチック自己組織化材料(ExOM)全体講演会
実施日 2015年11月6日(金)~7日(土)
会場:つくばセミナーハウス


【趣旨】 2010年8月26日に発足した、日本化学会内に設置の新領域研究グループであるExOMであるが、5年間の活動を振り返り、一度これまでの各研究PIの当初掲げた研究目標への達成度や今後の発展的展開について議論する場を設けることとした。各研究室の若手メンバー、学生らも一同に会し、合宿形式の講演会を開催することで、より一層の相互理解を深め、新たな共同研究の切掛けの芽生えを期待している。また、外国人メンバーの積極的な参加を通したグローバルな研究活動へ、学生等が触れることのできる貴重な機会でもある。

日本化学会第95春季年会 (2015)での特別企画
「バイオ超分子が拓く驚異の物質科学」
開催責任者:北大 角五彰・東工大 上野隆史
金属と分子集合」「エキゾチック自己組織化材料」との共同開催
実施日 2015年3月26日(木)9時半~12時半
会場:日本大学(日本化学会春季年会会場)


 複数の分子が秩序立って集合した構造体は「超分子」と言われる。例えば各種分子モーター系やウイルス系などがその例である。このような物質系ではしばしば個々の分子には見られない物性や機能が見られる。近年,このような現象を戦略的に設計しながら先端材料の開発へとつなげる研究が行われている。本企画では特に生体に関連した分子から構成されるバイオ超分子に焦点を当てたい。生体分子は触媒作用,エネルギー変換機構,情報伝達機構,分子認識機構などの特異な機能を備えている。また有機,無機,高分子合成技術の進展とともに多くの生体分子が自在に設計・合成できるようになってきた。このような理由から,特に環境・医療・エネルギー分野などにおいて,バイオ超分子にかける期待が高まっている。本特別企画ではバイオ超分子研究を牽引する日本の研究者(若手)とともに生体分子のもつ可能性について議論していきたい。

9:30-9:35 趣旨説明 角五 彰(北大院理)
9:35-9:50 上野隆史(東工大院生命理工)
「針蛋白質の細胞表面ダイナミクス」
9:50-10:10 飯野亮太(自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター)
「生体回転超分子モーターの作動メカニズム」
10:10-10:30 杉浦美羽(愛媛大プロテオサイエンスセンター・JSTさきがけ)
「光合成の初発反応を担う光化学系 II の分子構造と機能」
10:30-10:50 藤本ゆかり(慶大理工)
「自然界での生体防御シグナル物質群と複合型分子による免疫制御への展開」
10:50-11:10 塚崎智也(奈良先端大バイオ)
「タンパク質膜組込み insertase YidC の立体構造と分子機構」
11:10-11:30 中村龍平(理研CSRS)  
「生体電子移動論より探る生物進化と自己修復」
11:30-11:50 松浦和則(鳥取大院工)  
「タンパク質・核酸・ナノ粒子で着せ替えた人工ウイルスキャプシドの構築」
11:50-12:10 植村卓史(京大院工)
「MOFモーターの開発」
12:10-12:25 角五 彰(北大院理)
「表面探索する自己推進型マイクロプローブ」
12:25-12:30 総括 上野隆史(東工大院生命理工)  
第3回 エキゾチック自己組織化材料シンポジウムのお知らせ
主催: 日本化学会新領域研究グループ「エキゾチック自己組織化材料」
共催: 日本化学会中国四国支部
実施日 2014年12月18日(木)13時~17時半
会場:鳥取大学工学部大講義室


依頼講演
1) ナノ相分離型液晶性半導体の開環重合による薄膜化(香川大院工)舟橋正浩
2) 特異な分子認識により制御される超分子構造(広島大院理)灰野岳晴
3) 赤色蛍光を示すアゾベンゼンナノ構造体(名大MBTセンター)韓 旻娥
4) 細胞内分子環境でも機能する分子の合理設計指針(甲南大FIRST)三好大輔
5) 生体分子モーターが作り出す散逸構造とその外場応答特性(北大院理)角五 彰
6) 焼結フリー金属ナノインクで印刷するフレキシブルデバイス(岡山大RCIS)金原正幸

参加費:無料
参加申込方法:当日受付

問合先:〒680-8552鳥取市湖山町南4-101鳥取大学大学院工学研究科 松浦和則 
電話0857-31-5262 E-mail: ma2ra-k@chem.tottori-u.ac.jp http://exotic.chemistry.or.jp/activity/

年の瀬で足元の悪い中、講演を引き受けてくださいました講師の先生方、ありがとうございました。 
第63回高分子討論会「特定テーマ」のお知らせ

4.“動き”のある自己組織化材料:動的応答・変化を示す材料の設計・機能・応用の最前線
 1)"動き"を調べる・考える(動的現象の分析法、メカニズム解明、モデル化)
 2)"動き”のある素材を作る(動的自己組織化構造・分子集合体の設計・構築)
 3) "動き”を操る(刺激・環境応答性の付与と制御)
 4)”動き”を使う・生かす(新機能に基づく応用材料・素子の創出)

本グループで企画した特定テーマが、第63会高分子討論会(長崎大学)にて開催されます。多くの発表申込みをいただき、ありがとうございました。当日は会場に足をお運びくださいますよう、お願い申し上げます。

実施日 2014年9月24日(水)~26日(金)
会場:U会場

詳しくは高分子学会ホーム―ページへ 

3日間の長丁場にも関わらず、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました
日本化学会第94春季年会(2014) 特別企画講演のお知らせ
π電子系物質が織りなす物性・機能・集合構造と未来

実施日: 2014年3月30日(日) 
場所:名古屋大学 東山キャンパス  
日化新学術領域研究G「金属と分子集合」「エキゾチック自己組織化」共同企画
(開催責任者:NIMS竹内正之・中西尚志)

分子はテーラーメイド性を持つ究極の情報担体であり機能・物性の単位と言える。特にπ電子系物質は電気的、光化学的に優れた特性を有しており、環境・エネルギー、情報通信やナノエレクトロニクス分野における基盤物質・材料として大いに期待されている。π電子系分子・高分子の未踏物性・機能の探索には、物質合成—物性・機能相関に関する最先端の研究を整理し未来を可視化することが必要である。本特別企画では、π電子系物質の合成・機能・集合構造に関わる最先端の研究発表、討論を通して、π電子系材料が目指す将来をフォアキャストならびにバックキャストする。

9:30-9:35 趣旨説明 竹内正之(NIMS)
9:35-9:55 櫻井英博(分子研) 「バッキーボウルの特徴を生かした機能開発へ向けて」
9:55-10:15 福島孝典(東工大資源研) 「π共役系—イオン複合分子が織りなす新構造・新現象」
14:15-14:35 伊丹健一郎(名大理) 「分子ナノカーボン科学をめざして」
10:35-10:50 中西尚志(NIMS) 「π電子系常温液体」
10:50-11:10 山口茂弘(名大理) 「光機能性π骨格の新デザイン」
11:10-11:25 吉沢道人(東工大資源研)   「自己組織化によるπ電子ナノ空間の構築と光機能」
11:25-11:40 松尾 豊(東大理)   「光電子機能分子の合成と光電変換素子への応用」
11:40-11:55 矢貝史樹(千葉大工) 「刺激応答型π系分子集積体のデザイン」
11:55-12:10 佐伯昭紀(阪大工) 「π共役高分子の光電変換機能:評価技術を基盤とした分子設計」
12:10-12:15 総括 中西尚志(NIMS)


最終日・日曜日にも関わらず、開始前から終了まで常に立ち見が出るほど盛況でした。講演を引き受けてくださました櫻井先生、福島先生、伊丹先生、山口先生、ならびに観衆の皆様に厚くお礼申し上げます。
有機機能材料-基礎から応用まで(エキスパート応用化学テキスト)」講談社のお知らせ

発刊日: 2014年3月20日(木) 
    【主要目次】
1章 序論
2章 有機材料の種類と機能
3章 有機材料における分子間相互作用
4章 有機色素
5章 高分子材料
6章 液晶材料
7章 有機半導体材料
8章 界面活性剤
9章 生体分子
10章 生体材料
11章 炭素材料
12章 有機無機ハイブリッド
 
ExOMメンバーが共著となった学部学生向けテキストが発刊されます。
「色素、高分子、液晶から生体材料、有機無機ハイブリッドまで材料の基礎から応用、材料設計のコンセプトまでわかる1冊。機能ではなく物質の視点からまとめられているので、化学系学生にとってわかりやすい教科書であること間違いなし。」

2014年 日本化学会年会ブースにて直販が開始されます。
 第2回 エキゾチック自己組織化材料シンポジウムのお知らせ

実施日: 2013年9月10日(火) 
場所:名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー3階ベンチャーホール  
担当:竹岡敬和 (名古屋大学院工)
E-mail: ytakeoka@apchem.nagoya-u.ac.jp

※本企画は公開シンポジウム(参加費無料)ですので、奮ってご参加ください。

(敬称略)
9:00~ 開会の挨拶 松浦 和則 (ExOM代表)
9:10~10:10  講演1 「超分子材料のバイオ応用」
          池田 将 (岐阜大学工)
10:10~11:10 講演2 「分子材料創製に向けた自己組織化vs.非組織化戦略」
           中西 尚志 (物質・材料研究機構)
11:10~11:30 コーヒーブレイク
11:30~12:30 講演3 「デザイナーズソフトナノ材料」 
          野呂 篤史 (名古屋大学院工)
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 講演4 「エキゾチック色素集合体から機能性材料への展開」
          矢貝 史樹 (千葉大院工)
14:30~15:30 講演5 「ロタキサン型ポルフィリン/フタロシアニンスタッキングアレイ~分子の芸術からの機能創発をめざして~」
         山田 泰之 (名古屋大学院理)

15:30~ 閉会の辞 中西 尚志


学会前の忙しい時期にも関わらず、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
第61回高分子討論会「特定テーマ」のお知らせ

S13.特異形態を持つ高分子組織化材料の創製と機能
 1) 閉じた集合形態を持つ高分子組織化材料の創製(リング・カプセル・チューブなど)
 2) 高次元集合形態を持つ高分子組織化材料の創製(シート、ネットワークなど)
 3) 動的集合形態を持つ高分子組織化材料の創製(散逸構造、環境応答性集合体など)
 4) 高分子組織化材料が生み出す機能・物性(エレクトロニクスデバイス、アクチュエーターなど)

本グループで企画した特定テーマが、第61会高分子討論会(名古屋工業大学)にて開催されます。多くの発表申込みをいただき、ありがとうございました。当日は会場に足をお運びくださいますよう、お願い申し上げます。

実施日 2012年9月19日(水)~21日(金)
会場:T会場

詳しくは高分子学会ホーム―ページ



3日間の長丁場にも関わらず、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
第92回日本化学会春季年会「特別企画」のお知らせ

エキゾチック自己組織化材料:特異な形態および機能解析
・ Exotic Self-organized Materials: Construction and Analysis of Uncommon Morphologies and Functions

近年、分子の階層的組み上げ、すなわち自己組織化によって機能材料を創出する研究が活発に行われている。これまでに多くの研究者が、自己組織化性分子の設計、自己組織化によるナノ構造体の構築、ソフトマテリアルの構造解析、さらに電子機能・バイオ機能創発、などの独創的な研究を展開してきた。これらの研究の多くは限られた学問領域のなかで議論されてきており、今後新たなブレークスルーや研究の新潮流は生まれ難い。本企画では、他の手法では得難いオリジナルな(エキゾチックな)手法で自己組織化分子材料を創製し、それらの物性評価を行っている第一線の研究者による講演を通じて、『自己組織化による機能材料創出』のための共通理解の場を提供し、未開拓サイエンスの創成を志向した情報交換を行う。

実施日 2012年3月28日(水) 午後

(敬称略)
13:30-13:35 趣旨説明(九州大学大学院工学研究院)松浦 和則
座長 松浦 和則
13:35-14:55 化学エネルギー(ATP)が生む分子モーター集合体の構造・機能秩序
          (北海道大学大学院理学研究院)角五 彰
14:55-14:20 DNAナノ構造のためのモチーフ設計
         (東北大学工学研究科)村田智
座長 岸村顕広
14:20-14:40 液晶性とナノ相分離を利用した有機半導体の機能化
        (香川大学工学部)舟橋正浩
14:40-15:00 有機薄膜太陽電池のナノスケール電荷キャリア移動度
         (大阪大学大学院工学研究科)佐伯昭紀
15:00-15:20 シグマ共役高分子ポリシラン;界面、キラル、エキゾチック自己組織化能
          (奈良先端科学技術大学院大学)内藤 昌信
座長 中西 尚志
15:20-15:45 ナノ触診技術によるソフトマテリアル物性解析
        (東北大学原子分子材料科学高等研究機構)中嶋健
15:45-16:10 多様なバイオミネラルにならう自己組織化材料の作製
        (慶大理工)緒明佑哉
16:10-16:30 エキゾチック自己組織化材料の商品化のためには何が必要か?
         (富士フイルム株式会社先端コア技術研究所)西見大成


最終日午後にも関わらず、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
第21回日本MRS学術シンポジウム
セッションK:「自己組織化材料とその機能XI」


<趣旨> 自己組織化を利用した高度な組織体の構築とその機能化は、我々が本シンポジウムを始めて10年余の間に一つの大きな学問・研究の潮流となり、さらなる発展が期待されている。自己組織化プロセスを利用することにより、無駄なエネルギーや複雑な操作を必要とせず、ナノスケール、メソスケール、あるいは、階層的な精密構造制御が可能となる。自己組織化においては、水素結合、イオン相互作用やπ-πスタッキングのような非共有結合性の相互作用が重要な役割を果たす。ここで構築される構造は光学材料、電子材料、ナノリソグラフィー、触媒、生体材料などに応用できるものと期待される。従って、自己組織化は、革新的な材料作製技術と位置づけることができる。本セッションでは、有機薄膜(自己組織化膜、LB膜など)、自己組織化材料、超分子集合体、高分子、無機材料、超分子システム、ナノ空間材料、有機/無機複合材料、および、それらの材料の光学・電子・化学・生体機能などを取り上げ、有機系、無機系、生物系、さらにその複合・集積系における、自己組織化現象に関する新材料・構造体の創製、それらの構造と機能の解明等の広範な研究を対象とする。様々な学会で活動している同分野の研究者・学生間の交流を推進することで、当分野の一層の展開と深化を図りたいと考えている。また、若手特別講演として「エキゾチック自己組織化材料の新潮流」を設けて、数件の依頼講演を予定している。


主催 日本MRS
日時 平成23年12月19日(月)20(火)
会場 横浜市


セッションについてはこちら
高分子学会九州支部 有機材料研究会
主題:自己組織性有機材料の最先端 のお知らせ


<趣旨> 本研究会では、生体分子・ナノカーボン・機能性色素などの自己組織性有機材料の分野において、ご活躍されている五名の先生に、最新の研究成果から将来展望までを熱く語っていただきます。研究講演会後に懇親会を予定しておりますので、情報交換や交流の場としても是非ご活用ください。九州地区以外からの参加者も歓迎致します。

主催 高分子学会九州支部
共催 九州大学 高分子機能創造リサーチコア
     日本化学会 新領域研究グループ「エキゾチック自己組織化材料」
日時 2011年年9月16日(金)13:00~17:20
会場 九州大学 伊都キャンパス ウェスト4号館3階4番講義室(314室)


(敬称略)
13:00-13:05 開会
13:05-13:55  自己組織化超モルフォロジーマテリアル
          (物材機構)中西 尚志
13:55-14:45 核酸細工で「見える」分子デバイスを組み立てる
         (関西大化学生命工)葛谷 明紀
15:00-15:30 液-液界面非平衡系の動的分子集合と高次構造の構築
        (九大院工)森川 全章
15:30-16:20 超分子モジュール化による新奇なパイ電子系ナノ構造の構築
        (千葉大院工)矢貝 史樹
16:30-17:20 ヘムタンパク質を基盤とする超分子構造体の創製と機能
        (阪大院工)林 高史

参加要領 1) 定員 60名 2) 参加費 無料 3) 懇親会費は当日徴収します。 4) 申込方法 氏名・所属・学年(役職)・E-mailアドレス・懇親会参加希望の有無 をE-mailまたはFaxでお知らせください。
申込先 〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744番地 九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 松浦 和則 FAX 092-802-2839 E-mail: ma2ra-k@mail.cstm.kyushu-u.ac.jp

第1回 エキゾチック自己組織化材料シンポジウムのお知らせ

実施日: 2011年5月28日(土) 
場所:奈良先端科学技術大学院大学
    学際融合領域研究棟2号館2階セミナー室(地図上5番) 
担当:内藤昌信 (奈良先端科学技術大学院大学)

※本企画は公開シンポジウム(参加費無料)ですので、奮ってご参加ください。
会場が変更になりましたのでご注意ください(5/23)

(敬称略)
9:00~ 開会の挨拶 松浦 和則 (ExOM代表)
9:10~10:10 講演1 「ストレス応答性超分子マテリアルの創製」高島 義徳(大阪大学)
10:10~11:10 講演2 「生体超分子を用いたメタマテリアル ~"メタ"プロテインを目指して~」
                冨田 知志(奈良先端科学技術大学院大学)
11:10~11:30 コーヒーブレイク
11:30~12:30 講演3  「ウイルス構造を模倣したペプチドナノ材料の創製」松浦 和則 (九州大学)
12:30~13:30 昼食
13:30~14:30 講演4 「コロイドアモルファス集合体が示す角度依存性のない構造発色」竹岡敬和 (名古屋大学)
14:30~ 閉会の辞


雨の中ご参加ありがとうございました。第1回シンポジウムでは活発な議論が交わされました。

第91回日本化学会春季年会「特別企画」のお知らせ

※本企画は東日本大震災のため日本化学会春季年会が中止になったことに伴い、中止となりました。

エキゾチック自己組織化材料:特異な形態および機能解析
Exotic Self-organized Materials: Development and Analysis of Uncommon Morphologies and Functions

自己組織化は、分子から組み上げる材料設計において必須の概念である。これまで、自己組織性分子の設計、自己組織化によるナノ構造体やソフトマテリアルの構築・構造解析や、電子機能・バイオ機能創発などにおいて多くの研究者が独創的な研究を展開してきた。しかし、限られた学問領域に留まったままでは、今後新しいブレークスルー、研究の新潮流は生まれ難い。本企画では、他の手法では得難いオリジナルな手法でエキゾチック自己組織化分子材料を創製し、それらの物性評価を行っている第一線の研究者による講演を通じて、『ボトムアップ型ものづくり』のハブを形成し、従来の学問領域の枠を超え、未開拓サイエンス創成に向けた情報交換の場を提供する。なお、本特別企画は、日本化学会新領域研究グループ「エキゾチック自己組織化材料: ExOM」によるものである。

実施日 2011年3月26日(土) 午後

(敬称略)
13:30-13:35 趣旨説明(九州大学大学院工学研究院)松浦 和則
座長 松浦 和則
13:35-14:05 ヘムタンパク自己組織化集合体の構築(大阪大学大学院工学研究科)林 高史
14:05-14:25 巧みに構造制御されたエキゾチック多形体の機能創発(物質・材料研究機構ナノ有機センター)中西尚志

座長 舟橋 正浩
14:25-14:45 分子モーターの動的自己組織が生むエキゾチック機能(北海道大学大学院理学研究院)角五 彰
14:45-15:05 マイクロ波法による自己組織化材料中の局所的電荷輸送特性(大阪大学大学院工学研究科)佐伯昭紀
15:05-15:25 円偏光発光性キラル超分子の創成と機能創発(奈良先端科学技術大学院大学)内藤昌信

座長 矢貝 史樹
15:25-15:45 ソフトマターのためのナノ触診技術(東北大学原子分子材料科学高等研究機構)中嶋健
15:45-16:05 企業から見たエキゾチック自己組織化材料への期待(富士フイルム株式会社先端コア技術研究所)西見大成
16:05-16:35 液晶の超分子化・機能化における最前線(東京大学大学院工学研究科)加藤隆史